地震と聴覚過敏。

 正直に書くと、まだこのあたりもあちこちの家にヒビが行っていたり、屋根にはブルーシートがかぶせてある。私の心もショックを受けている。しばらくはヘリの音もうるさく、聴覚過敏になっていた。挨拶のように地震の話になるのもしんどかった。だから私はイヤマフをつけて、パーテーションで区切られたスペースでリハビリの待ち時間もつぶしていた。余計な刺激を入れたくないって思ったみたい、本能的に。地震で聴覚過敏になる人は多いのだそう。地震 ⇒ 揺れる ⇒ 平衡感覚(耳) なんだって。それに体がセンサーを張ると野生の生き物でも、物音に敏感になる。で、その緊張状態がずーっと続いてた。テレビは壊れちゃったんだけど、ネットで豪雨での被害を見ると「まだ家があるだけまし」みたいに、勝手に認知療法みたいなことをして自分を保とうとしていた。
 
 でも、無理があった。他人と比べて、○○よりまし、とか、そういうんじゃないんだな。私がどう思ってどう感じてるか。そこをおろそかにすると、またPTSDになっていく。私は怖かったんだ。どうすればいいのかわからなかった。でも、大丈夫なフリをしないといけない、と思っていた。子どものケアはよく聞くけど、大人だって怖いしショックは受ける。ただそれを見せないだけで。私は平気なフリをし続けることに疲れていたみたい。風呂に入る気にならなかったり、朝の歯磨きや着替えも、ものすごくめんどくさく感じていた。昨日あたりから自然にできるようにはなってきたんだけど。なんかものすごく心構えしないとできなかった。そして、緊張状態なのにものすごく眠気もあった。薬を飲まなくても眠り続けていた。でも、ちょっとしたことですぐ臨戦態勢。心から休んでいる、という状態ではなかった。ここまでくると、歯磨きも着替えも風呂もやらなくても死なない! 食事・水分補給はしないとダメかもなぁ・・・というレベル。もうサバイバルなのですよ。こんなことですら思考は0・100。歯磨き一つでこんなことを考えていた。フツーの生活とはかけ離れていた。

 というようなことを今日、診察で話したら、今までは眠前だけだった薬が朝食後にも追加になってしまったけど。「焦らずちょっとずつ、減らしていきましょう」と穏やかに言われた。

言の葉つづり

発達障害(自閉症・ADHD)、精神障害(鬱・PTSD・解離性障害)、身体障害(両下肢不全麻痺)、生活保護(辞退)、LGBT等の当事者で薬物依存、アルコール依存、ギャンブル依存だったこともありながらも表現者である私「もりもと」の言の葉つづり。

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