躁状態と多動さん。

 今は転院して違う病院に通っているのだけれど、以前通っていたのは発達障害を専門としているところだった。そこの医師に「躁状態と多動は今の医学では区別できない」と言われたことがある。私は、「最近なんだか調子いいなぁ」という実感しかなかったので、あまり自分の状態を詳しく言わなかった。変に薬が増えるのも嫌だったし、自分の精神状態を薬でコントロールされるのが嫌だったから。調子がいいならそれでいいじゃないか、と思ってたしね。躁状態だと、そのあとの揺り戻しで鬱の波が大きくなるので、その振れ幅を小さくしようという考え方らしいけど、私はどこまでできるか挑戦したかった。試してみたかった。

 するとね、2週間ちょっとで本が1冊できましたw その分、何もできない時期は来たけど、もともと特に何もしてなかったので生活には影響が出てない。地震で風呂に入れなくても、もともと風呂に入る気力も意欲もなかったので、問題なし。逆に「世の中の人はそんなに風呂に入りたいもんなのか・・・」と思ったくらい。朝の身支度もめんどくさかったんだけど、「歯磨きしなくても死なんし・・・」と思えばこれまた平気だったり。あらゆることがめんどくさくなるのが鬱だけど、死にたいさんまで落ち込まなかったのは幸いだった。

 私は生きることには特に執着はない。今までも何度か死にそうなことにはあっているので、その話はまた別の機会で。

言の葉つづり

発達障害(自閉症・ADHD)、精神障害(鬱・PTSD・解離性障害)、身体障害(両下肢不全麻痺)、生活保護(辞退)、LGBT等の当事者で薬物依存、アルコール依存、ギャンブル依存だったこともありながらも表現者である私「もりもと」の言の葉つづり。

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